この記事ではナスのトゲが刺さったときの取り方、見えなくなって取れない場合の対処方法をお伝えしています。
まず、ナスのトゲが浅く刺さった場合は自分でも取れる可能性は高いです。
具体的な方法はこちら↓
- ピンセットを使う
- 粘着テープを使う
- 5円玉を使う
- お湯にひたして取る
ですが、見えなくなったり取れない場合は無理に触らず、皮膚科にいきましょう。
記事後半では私が刺さったときの体験談を病院へ行ったところ~経過についてもまとめています。
詳しい内容を本文に書きましたので、要チェックです!
ナスのトゲの取り方にはどんなものがある?
ナスのトゲの取り方には一般的にどんなものがあるか見ていきましょう。
まずは落ち着いて、水で手をきれいに洗います。これで少しでも感染のリスクを減らせますよ。
トゲが見える場合は、以下の方法を試してみてください。
- ピンセットを使う
- 粘着テープを使う
- 5円玉を使う
- お湯にひたして取る
それぞれ詳しく見ていきましょう。
1. ピンセットを使う
トゲが見える場合は、消毒したピンセットを使って慎重に取り除きます。
- 手とピンセットを洗浄・消毒:石鹸と水で手を洗い、ピンセットをアルコールで消毒します。
- トゲの確認:明るい光の下でトゲを確認し、拡大鏡を使うと見やすくなります。
- トゲをつかむ:ピンセットでトゲをしっかりつかみ、ゆっくりと引き抜きます。
2. 粘着テープを使う
見えないトゲを取り除く方法として、セロハンテープやガムテープ、絆創膏や強力な粘着テープを使うこともいいですよ。
- テープの準備:透明なセロハンテープや粘着力のあるテープを用意します。
- テープを貼る:刺さった部分にテープを軽く貼り付け、トゲが引っかかるようにします。
- テープを剥がす:ゆっくりとテープを剥がし、トゲが取れるか確認します。
3. 5円玉を使う
5円玉は真ん中に穴が空いており、トゲを押し出セル可能性がありますよ。
警察の公式サイトで紹介されていた方法です。
東日本大震災などの災害現場で木材等の撤去作業時にトゲが刺さったことがあります。そんな時に、トゲを抜く方法として五円玉などを利用しました。五円玉の穴を患部に強く押し当て、トゲを浮き出しトゲ抜きで抜くだけです。指先など柔らかい部分には有効です。ぜひ、試してみてください。 pic.twitter.com/qpZrR2H0cA
— 警視庁警備部災害対策課 (@MPD_bousai) February 26, 2019
- 5円玉の準備:5円玉を用意します。
- 5円玉を押し当てる:刺さった部分に5円玉の真ん中の穴が来るように押し当てます。
- トゲを抜く:穴で浮き出してきたトゲを、ピンセットで取れるか確認します。
4. お湯にひたして取る
お湯に刺さった部分を浸すと皮膚が柔らかくなり、トゲが浮いてくることがありますよ。
- お湯の準備:ボウルや洗面器にお風呂ぐらいの温度のお湯を入れます。
- 浸す時間:刺さった部分を5〜10分間浸します。
- 再確認:トゲが浮いてきたら、ピンセットやテープを使って取り除きます。
ナスのトゲが見えなくて取れない場合の対処法
自分で試してみて、どうしても取れない・見えない場合は医師に取ってもらいましょう。
また、以下のような症状の場合も同様です。
- トゲが深く刺さっていて取れない
- 刺さった部分が赤く腫れている
- 強い痛みや炎症がある
- 感染の兆候(膿が出る、熱を持つなど)がある
これらの場合は、無理をせず医師にトゲを抜いてもらいましょう。
私は皮膚科にお願いしましたが、外科でもいいですね。
内科などは小さなトゲであれば対処できるかもしれませんので、一度電話で聞いてみることをおすすめします。
病院に行く前に確認しておくこと!
病院に行くことにした場合は、受診の前に医師に説明できるように準備しておきましょう。
- 持ち物で保険証を忘れずに持っていく
- 状況の説明
- 応急処置の記録:既に行った応急処置についても伝えるといいですね。
保険証は必ず忘れずに持っていきましょう、適用されます。
また、いつ頃刺さってしまったのか、すでに行った応急処置についても伝えられるようにしておきましょう。
ナスのトゲが刺さったときの体験談!病院にも行くことに…
それではまず、私が実際にナスのトゲが刺さったときの体験をお伝えしますね。
他の人はどうやって対処したのか?どうなったのか?の参考にしてみてください。
ナスのトゲが刺さったから抜こうとしたら…
ある日、晩御飯の準備をしていると、うっかりナスのトゲが刺さりました。
なんとか抜こうとして巷で言われている方法を試しました。
5円玉の穴で押し上げる、はちみつ塗る、梅干し塗る、ピンセットで取る、少し薄皮をむく・・・
しかし、どうやっても取れませんでした。挙句の果てには…奥の方に入って見えなくなったんです!
写真だと指の先端側の黒いポチですね。取れない。
ひとまず病院もやっていないので、放置して次の日…なんとトゲの穴がふさがってしまったんです。
もう自分では取れないので早く抜いてもらおうと思い、ついに皮膚科に行きました。
怖いけどトゲを抜くために皮膚科に行った
棘で行くのもちょっとアレでしたが、先生も「ナスのトゲは危ないよね~。放っておくと感染症になりかねないから正解だよ」と言ってくれました。
看護師さんが手を置く処置台をセッティング、先生が出してきたのはダーモスコープという拡大鏡。
それでマジマジとトゲの部分を見た先生は「結構奥まで行っちゃってるね~」といいながら、ピンセットをスタンバイ。
看護師さんから消毒用の脱脂綿をもらい、ちょんちょん消毒したあと私のトゲの部分への処置を行いました。
処置時間にして2分ほどでしたが、痛くて半泣きしそうになりました;;
当然痛かったですが我慢できない痛みではなかったです。なんとか無事にトゲが取れました!
ナスのトゲの長さは2~3mmもあった!
なんとトゲの長さが2~3ミリもあったんです。
見た目からすると全然わからなかったのに、こんなに長いものが入っていたなんて…。
先生も驚いていましたよ。
「こんなに長いのが入ったままだったら感染症になってたかもね」とのことでした。
いま痛い思いをしてあとから感染症で苦しむぐらいだったら、やっぱり来てよかったな~と思います。
お会計は、保険証ありで1,250円でした。
ナスのトゲを抜いた親指は炎症せずに治った
その後は親指には腫れも炎症もないです。
先生も「軟膏をぬって夜までガーゼ外さないように」ぐらいで大丈夫とのこと。
多分そこまで腫れてなかったからかな。
夜になってガーゼを取るとぽっかり穴の開いた親指ですが、ナスのトゲはいなくなりました。
抉られた痛みこそ残ってはいるものの、意外とリカバリーが早い人間の体!
とにかく良かった!これにて一件落着です(*^^*)
まとめ:ナスのトゲが刺さったときは応急処置&いざとなれば病院へ
今回は私の実際に刺さったナスのトゲの体験談と、取れない・見えない場合の対処法をお伝えしました。
自分でできる対処法としては、以下でした。
- ピンセットを使う
- 粘着テープを使う
- 5円玉を使う
- お湯にひたして取る
また、取れない場合は皮膚科や外科、内科などを受診しましょう。
先生的には「放置すると感染症が怖いから、自分で取れないときや腫れが酷いときは絶対来てね」とのことでした。
取れない場合はちょっと怖いですが、無理をせず病院へ行きましょう!私は行ってよかったです。
この体験談が少しでも参考になりますように。
ご覧いただきありがとうございました♪